【保存版】墓じまいとは?手続きの流れや費用相場・注意点・供養方法

【保存版】墓じまいとは?手続きの流れや費用相場・注意点・供養方法
お悩み

高齢になりお墓参りが大変になったから墓じまいをしたい

お悩み

周りに墓じまいをした人はいなく、どのように手続きを進めれば良いかわからない……

本記事では、上記のようにお悩みの方に向け、墓じまいの手続きとは何をすべきなのか、どのように進めるのかを解説します。

30秒でわかる結論

墓じまいは計画的に行うことが大切です。
墓じまい後の供養方法まで考えた上で手続きを進めていきましょう。

墓じまいは、お墓の撤去だけでなく、遺骨の移転や供養方法の見直し、親族間の合意形成など、複数の手続きが関わる重要な判断です。

しかし「何から始めればいいのか分からない」「費用や流れが不安」という方も多いのではないでしょうか。

本記事では、墓じまいの基本的な意味から具体的な手続きの流れ、費用の内訳、注意点について解説します。

目次

墓じまいとは

墓じまいとは、現在あるお墓を撤去し、遺骨を別の場所へ移す「改葬」を行う一連の手続きです。

少子高齢化や核家族化が進む中で、お墓の管理が難しくなったことを背景に検討する人が増えています。

墓じまいはお墓の単なる撤去作業ではなく、行政手続きや親族間の合意、供養方法の再検討などが必要になるため、計画的に進めることが重要です。

スミレ

特に、遺骨を移す際には法律に基づいた手続きが求められ、無断で移動させることはできません。

墓じまいの手続きの流れ

墓じまいはただ墓石を撤去し遺骨を取り出せば良いわけではなく、次の供養方法まで検討した上で計画的に行わなければなりません。

墓じまいの手続きの流れ
  • 家族や親族と墓じまいについて相談する
  • 墓地管理者や寺院に相談する
  • 新しい納骨先や供養方法を決定する
  • 改葬許可証を取得する
  • 閉眼供養をし遺骨を取り出す
  • 墓石の撤去工事をする
  • 墓地を返還する
  • 新しい納骨先に納骨する

まずは墓じまいの一般的な流れを詳しく見ていきましょう。

家族や親族と墓じまいについて相談する

墓じまいは、家族や親族にとって重要な問題であるため、まずは関係者と十分に話し合うことが不可欠です。

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お墓は先祖供養の象徴でもあり、感情的な対立が生じやすいテーマでもあります。

特に、お墓の承継者のみで勝手に墓じまいを進めてしまうと、後からトラブルになる恐れもあるのでご注意ください。

「なぜ墓じまいをするのか」「今後どのように供養するのか」といった点を丁寧に共有し、家族や親族にも同意してもらいましょう。

言った言わないのトラブルを防ぐためにも、親族の同意書を取得しておくと、さらに安心です。

墓地管理者や寺院に相談する

親族の合意が得られたら、現在のお墓がある墓地の管理者や寺院に相談しましょう。

墓じまいの手続きや費用の細かい決まりは、墓地やお寺によって異なることが多いからです。

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特に、寺院墓地の場合は、檀家関係の解消に伴う対応や離檀料も必要になるため、事前に相談しておくことが大切です。

また、「埋葬証明書」や「受入証明書」など、後の行政手続きに必要な書類についてもこの段階で案内を受けることがあります。

新しい納骨先や供養方法を決定する

次に、遺骨の移転先を決めましょう。

近年では、様々な供養方法が増えており、以下のような選択肢があります。

  • 永代供養墓
  • 納骨堂
  • 樹木葬
  • 散骨

それぞれ費用や供養方法、管理体制が異なるため、自分たちのライフスタイルや価値観に合った方法を選ぶことが重要です。

また、供養方法によっては次の納骨先が決まっていないと、今のお墓から遺骨を取り出せず、墓じまいを進められなくなる恐れがあります。

スミレ

次の供養方法は、家族や親族にとっても重要視される部分ですので、よく話し合い納得いく方法を決めておきましょう。

改葬許可証を取得する

次の納骨先が決まったら、お墓のある土地を管轄する自治体にて「改葬許可証」を取得しましょう。

改葬許可証は遺骨を別の場所へ移すために必須の書類であり、遺骨を取り出す際に墓地管理者やお寺に提出する必要があります。

自治体によって異なる場合もありますが、改葬許可証の申請方法は以下の通りです。

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申請する人お墓の承継者
代理人
申請先お墓の土地を管轄する自治体
申請費用0~数百円程度
(必要書類の発行費用がかかることがある)
改葬許可申請書
埋蔵証明書
受入証明書
など

一般的には、現在の墓地管理者から「埋葬証明書」を、新しい納骨先から「受入証明書」を取得し、それらを添えて申請を行います。

スミレ

お墓が遠方にある場合には、郵送で手続きすることも可能ですので、確認してみましょう。

閉眼供養をし遺骨を取り出す

改葬許可証の取得後は、「閉眼供養(魂抜き)」を行います。

閉眼供養は、お墓に宿るとされる故人の魂を抜き、単なる石に戻すための儀式です。

スミレ

特に、寺院墓地では重要視され、僧侶に読経を依頼するのが一般的です。

お墓が公営墓地にあり付き合いのあるお寺がいない場合には、インターネットなどで僧侶を探し依頼することもできます。

日程は親族が集まりやすい日を選び、事前に寺院や石材店と調整しておきましょう。

墓石の撤去工事をする

遺骨の取り出しが完了したら、墓石の撤去工事を行います。

スミレ

石材店に依頼するのが一般的で、墓石の解体・搬出・整地までを一括して対応してもらえます。

費用は墓石の大きさや立地条件によって異なりますが、数万円から数十万円程度が目安です。

また、墓地によっては指定業者が決まっている場合もあるため、事前に管理者へ確認しておきましょう。

業者が指定されていない場合には、複数の石材店に見積もり依頼を出すと、撤去費用を抑えやすくなります。

墓地を返還する

墓石の撤去が完了したら、墓地を管理者へ返還します。

スミレ

お墓は土地を使用する権利を借りているだけのため、墓じまいの際にはお墓の使用権を返還する必要があります。

お墓を管理者やお寺に変換する際には、管理者による現地確認が行われることもあるるので、日程などの調整をしておきましょう。

また、お寺の場合は離檀料を払う必要があることも多いため、金額などを確認しておくと安心です。

新しい納骨先に納骨する

最後に、新しく決めた納骨先へ遺骨を納めます。

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納骨の際には、施設によっては法要(開眼供養)を行う場合もあるため、事前に準備しておきましょう。

永代供養墓や納骨堂であれば、管理者が供養を一括して行うため、開眼供養を個人で行わなくて良い場合もあります。

納骨が完了すると、墓じまいの一連の手続きはすべて終了となります。

今後の供養方法について家族で共有し、無理のない形で故人を偲び続けましょう。

墓じまいの費用の内訳と相場

墓じまいには複数の工程が伴うため、費用も項目ごとに発生します。

総額の目安は30万~300万円程度と幅がありますが、墓地の立地や規模、選ぶ供養方法によって大きく変動します。

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墓石の解体・撤去費用20万円~70万円程度
改葬許可証などの行政手続きにかかる費用無料もしくは数千円程度(交通費・郵送費用)
お布施数万円程度
離檀料数万円から20万円程度
遺骨のメンテナンス費用1体あたり1万円~3万円程度
墓じまい後の納骨・供養費用5万円~250万円程度

墓石の解体・撤去工事費用

墓じまいで最も大きな割合を占めるのが、墓石の解体・撤去費用です。

相場は1㎡あたり10万円~20万円程度が目安で、一般的な区画であれば20万円~70万円前後になることが多いでしょう。

重機が入りにくい場所や、山間部・階段の多い墓地では人力作業が増えるため、費用が高くなる傾向があります。

行政手続き・書類収集費用

改葬に必要な行政手続き自体は無料または数百円程度で済むことが多いですが、書類の取得に費用がかかる場合があります。

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例えば、戸籍謄本や住民票などを取得する場合は1通あたり数百円程度です。

大きな金額ではありませんが、複数回取得が必要になるケースもあるため、事前に必要書類を整理しておくと無駄な出費を抑えられます。

お布施

閉眼供養や納骨法要を行う際には、僧侶へのお布施が必要です。

相場は3万円~5万円程度が一般的ですが、地域や寺院との関係性によって異なります。

お布施はあくまで「気持ち」とされるため明確な金額基準はありませんが、事前に寺院へ相談すると目安を教えてもらえることもあります。

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また、お車代や御膳料が別途必要になる場合もあるため、まとめて確認しておくと安心です。

離檀料

寺院墓地の場合、墓じまいに伴って檀家を離れる際に「離檀料」を求められることがあります。

離檀料はこれまで供養をしてもらったことへの謝礼として支払うもので、相場は数万円~20万円程度と幅があります。

だし、法律上の支払い義務が明確にあるわけではないため、金額については寺院との話し合いで決めるケースが一般的です。

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トラブルを避けるためにも、早い段階で相談しておきましょう。

遺骨のメンテナンス費用

取り出した遺骨の状態によっては、メンテナンス費用が発生します。

長年お墓に納められていた遺骨は湿気を含んでいることがあり、乾燥処理や洗浄が必要になる場合があるからです。

費用は1体あたり1万円~3万円程度が目安です。

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また、散骨やコンパクトな納骨を希望する場合は「粉骨」を行うこともあり、その場合も同程度の費用がかかります。

納骨・供養費用

新しい納骨先・供養にかかる方法は、供養方法によって大きく変わります。

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永代供養墓10万円〜50万円程度
納骨堂数十万円程度
樹木葬数十万円程度
散骨3万円~数十万円程度

施設の立地や設備、供養内容によって価格は大きく異なるため、予算に合った供養方法を選ぶことも大切です。

また、供養方法や納骨先によっては初期費用とは別に年間管理費がかかる場合もあるので、そちらについても確認しておきましょう。

墓じまいの手続きをする際の注意点

墓じまいは、手続き自体は段階的に進めれば難しくありませんが、事前の準備や配慮を怠るとトラブルにつながりやすい点に注意が必要です。

特に「人間関係」「費用」「業者選び」「供養方法」の4つは、後戻りが難しい要素です。

詳しく解説していきます。

家族・親族の同意を得ておく

墓じまいで最も重要なのが、家族や親族に事前に同意を得ることです。

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お墓は単なる財産ではなく、先祖供養や家の象徴という側面を持つため、人によって価値観が大きく異なります。

一部の人だけで決めてしまうと、「勝手に処分された」といった不満やトラブルに発展する可能性があります。

費用の分担方法について話し合っておく

墓じまいにはまとまった費用がかかるため、誰がどの程度負担するのかを事前に決めておくことが重要です。

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一般的にはお墓の承継者が中心となって負担するケースが多いですが、親族で分担する場合もあります。

費用負担の認識が曖昧なまま進めると、後から「聞いていない」「不公平だ」といった問題が生じることがあります。

複数の業者から見積もり依頼を取得する

墓石の撤去工事や遺骨のメンテナンスなどは、業者によって価格や対応内容に差があります。

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そのため、1社だけで決めるのではなく、複数の業者から見積もりを取り比較検討することが重要です。

特に、墓石撤去は立地条件によって費用が大きく変わるため、現地確認をしてもらった上で見積もりを出してもらうのが望ましいでしょう。

また、見積もりの内訳が明確かどうか、追加費用の有無なども必ずチェックしておきましょう。

墓じまい後の供養方法によっては遺骨を取り出せなくなる

墓じまい後の供養方法は、慎重に選びましょう。

供養方法によっては、後から遺骨を取り出すことができなくなり、別の供養をしようと思ってもできない恐れがあるからです。

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例えば、散骨や合祀型の永代供養墓を選んだ場合、一度納骨すると遺骨を取り出すことができなくなるケースが一般的です。

一方で、個別安置型の納骨堂や一定期間後に合祀されるタイプであれば、一定期間は取り出しが可能な場合もあります。

墓じまい後の供養方法

墓じまい後は、遺骨をどのように供養するかを選ぶ必要があります。

供養方法は多様化しており、従来の一般墓だけでなく、管理負担の少ない方法や自然に還るスタイルなど、ライフスタイルや価値観に応じた選択が可能です。

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供養方法メリットデメリット
永代供養墓・施設が管理・供養を行うため後継者が不要
・費用を抑えやすい
・多くの場合は合祀されるため、後から遺骨を取り出せない
納骨堂・屋内施設で天候に関係なくお参りできる
・アクセスが良い場所が多い
・期間が設定されていることが多い
・最終的には合祀される場合がある
散骨・自然に還ることができる
・お墓の管理が一切不要になる
・一度行うと遺骨を取り戻せない
・周囲への配慮や専門業者への依頼が必要
樹木葬・自然志向の人に人気
・一般墓より費用が抑えられ、後継者も不要
・自然型(山林)の場合はアクセスが不便なことがある
手元供養・故人を身近に感じられる
・お墓を持たない選択もできる
・保管環境に注意が必要
・将来的に遺骨をどうするか決めておく必要がある
一般墓・先祖代々のお墓として継承できる・墓石の建立費用や管理費がかかる
・お墓を継ぐ人が必要
分骨・複数の場所で供養できる
・個々の希望に合わせられる
・分骨に抵抗感を持つ親族もいる
・分骨証明書の手続きが必要

それぞれの特徴やメリット・デメリットを理解したうえで、家族全員が納得できる方法を選びましょう。

永代供養墓

永代供養墓は、寺院や霊園が遺骨の管理・供養を行ってくれるお墓です。

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後継者がいない場合でも無縁墓になる心配がなく、一定の安心感があります。

費用は比較的抑えられることが多く、管理の手間もかからない点がメリットです。

ただし、多くの場合は他の遺骨と一緒に合祀されるため、一度納骨すると取り出せなくなります。

納骨堂

納骨堂は、屋内施設に遺骨を安置する供養方法です。

ロッカー型や自動搬送型などさまざまな形式があり、天候に左右されずにお参りできる点が特徴です。

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都市部ではアクセスの良さから人気が高く、バリアフリー対応の施設も多く見られます。

費用は永代供養墓より高めになる傾向がありますが、個別に安置されるため一定期間は遺骨を取り出すことが可能な場合もあります。

契約期間や管理費は施設ごとに異なるので、事前に契約内容を確認しておきましょう。

散骨

散骨は、遺骨を粉末状にして海や山などに撒き、自然に還す供養方法です。

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お墓を持たないため管理の負担がなく、自由な供養ができる点が特徴です。

費用も比較的抑えられますが、実施にはルールやマナーがあり、専門業者に依頼するのが一般的です。

また、一度散骨すると遺骨を回収することはできないため、家族全員の理解と同意が不可欠です。

樹木葬

樹木葬は、墓石の代わりに樹木や草花を墓標とする供養方法です。

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自然志向の人に人気があり、比較的管理負担が少ない点がメリットです。

費用はプランによって異なりますが、個別区画型と合祀型で大きく変わります。

個別区画であれば一定期間は専用スペースとして利用できる場合もありますが、最終的には合祀されるケースも多いため、契約内容を確認しておきましょう。

手元供養

手元供養は、遺骨の一部を自宅で保管し供養する方法です。

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ミニ骨壺やアクセサリーに加工するなど、故人を身近に感じながら供養できる点が特徴です。

お墓を持たない選択をした場合や、他の供養方法と併用するケースもあります。

一般墓

墓じまい後に別の場所で新たに一般墓を建てるケースもあります。

従来と同様に個別のお墓を持てるため、これまでの供養スタイルを維持したい場合に適しています。

ただし、墓石の建立費用や管理費がかかるほか、将来的な承継問題も再び発生する可能性があります。

分骨

分骨は、遺骨を複数に分けてそれぞれ別の場所で供養する方法です。

例えば、一部を手元供養にし、残りを納骨堂に納めるといった形で柔軟に対応できます。

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親族が離れて暮らしている場合にも有効な選択肢といえるでしょう。

ただし、分骨を行う際には証明書が必要になる場合があるため、事前に手続き方法を確認しておくことが重要です。

墓じまいについてよくある質問

最後に、墓じまいについてよくある質問について、回答と共に紹介していきます。

墓じまいを自分でやることはできますか?

結論として、行政手続きそのものは自分で行うことが可能です。

ただし、墓石の解体・撤去や遺骨の取り出しは専門的な作業になるため、石材店などの業者に依頼するのが一般的です。

墓じまいをしないとどうなりますか?

墓じまいをせずに放置すると、無縁墓として扱われる可能性があります。

一定期間管理料が支払われない場合、墓地管理者によって遺骨が合祀墓へ移されることもあります。
また、墓石の老朽化による倒壊リスクや、周囲の区画への影響も懸念されます。

墓じまいをしないリスク・デメリットについて詳しくはコチラ

墓じまいをする際に親族の同意は必要ですか?

法律上、必ずしも全員の同意が必要と明記されているわけではありませんが、実務上は親族の理解と同意を得ておくことが非常に重要です。

お墓は家族共有のものという認識が強いため、事後報告ではトラブルになりやすい傾向があります。

墓じまいの当日の流れはどのように進みますか?

当日は、まず僧侶による閉眼供養から始まるのが一般的です。

その後、石材店が墓石を開けて遺骨を取り出します。
遺骨は骨壺に納めて持ち帰るか、そのまま新しい納骨先へ運びます。

作業時間は規模によりますが、半日程度で完了するケースが多いです。

墓じまいをしたいけどお金がない場合にはどうすれば良いですか?

複数の業者から見積もりを取り、費用を比較することでコストを抑えることが可能です。

また、親族で費用を分担する方法も現実的です。

自治体によっては無縁墓対策として補助制度を設けている場合もあるため、役所に相談してみると良いでしょう。
供養方法についても、比較的費用を抑えられる永代供養墓や合祀墓を選ぶことで、全体の負担を軽減できます。

まとめ|次の供養方法まで考えた上で墓じまいを進めましょう

墓じまいは、家族や親族との関係、費用、供養方法など多くの要素を整理しながら進める必要があります。

特に、墓じまいをした後の供養方法が決まらないと改葬許可書も取得できず、手続きを進めることができなくなります。

墓じまいはゴールではなく、新たな供養のスタートとらえ、家族や親族と協力しながら進めていくことが大切です。

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この記事を書いた人

祖母の墓じまいを手伝った経験をきっかけに「やさしい墓じまいガイド」を運営。墓じまいの手続きや費用、供養方法など、初めてでも分かりやすい終活情報を発信しています。本業は、Webマーケター・ライターで相続関係の記事を多く執筆してきました。

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